ニッパーについて

エンジニア マイクロニッパー プラスチックの切断 カット

ニッパーは、電線や針金など切断する工具です。
ハサミのような形状だけど、ハサミと違って刃が短く 持ち手が長いつくりになっています。
これは、てこの原理を利用して、小さな力で硬いものを切断するための形です。
ミニ四駆では、ボディやシャーシの軽量化やホイールシャフトやFRPの切断などに使われます。
ニッパーは大きさや刃の強度・形などによっていろんな種類があります。

強度による分類

ニッパーを強度で分けるとき、おおきく3つに分けられます。

  • 普通ニッパー
  • 強力ニッパー
  • 精密ニッパー

以下では、それぞれの特徴を紹介しています。

普通ニッパー

普通のニッパーです。

下の画像のものは、フジ矢というメーカーのスタンダードニッパ150です。

このニッパーの全長は152ミリで、直径1.6ミリまでの鉄線を切断する能力があります。

直径1.6ミリという半端な数字がでてくるのは、直径1.6の銅線が電線の規格に採用されているためです。

 

強力ニッパー

太い鋼線や電線を切断するための工具。

刃が分厚くて先端が太い、丈夫なつくりをしています。

刃の強度は普通ニッパーの2倍から3倍程度です。

普通ニッパーよりも大きいサイズの規格があるので、より強い力を加えることが出来ます。

下の画像のものは、フジ矢というメーカーの強力ニッパJIS規格150です。

このニッパーの全長は162ミリで、直径2.0ミリまでの鉄線を切断する能力を持っています。

 

精密ニッパー

強力ニッパーと普通ニッパーはJISに規格がありますが精密ニッパーは規格はありません、刃が薄くて先端が細い小型ニッパーの通称・俗称のようなものです。

太い鋼線や電線などを切ることは想定されていません。

細い鋼線やプラスチックの切断が得意です。

強度は低いけど、精度が高く作られています。

プラモデルやミニ四駆、電子工作などはにはコレに分類されるニッパーをつかいます。

下の画像のものは、フジ矢のスモールニッパ110です。

このニッパーの全長は110ミリで、直径1.0ミリまでの鉄線を切断できます。


精密ニッパーで、ミニ四駆のボディを加工しています→[粗切削加工]

刃の形

ニッパーを刃の形で分けるとき、おおきく3つに分けられます。

  • 厚刃
  • 薄刃
  • 片刃

以下では、それぞれの特徴を紹介しています。

厚刃

強力刃とも呼ばれます。強力ニッパーに採用されることが多い刃形です。

刃角が広いので、丈夫で刃こぼれしにくい。

切断感は、無理やり押しつぶしてへし折る感覚。[ブチッ!]っと切れる。

切断面は、押しつぶされ圧縮されて荒い。

下の図は、刃の断面図と切断面形状です。厚刃ニッパー 刃型と切断面形状の比較 ニッパーの選び方

 

薄刃

刃がするどいので切れ味はいいけど、強度が低いので刃こぼれしやすい。

切断感は爪切りのような感覚で、[ぷち]っと切れる。

刃の表面はフラットになっているので、切りたい部分に寄せてギリギリを切れる。

切断面は、刃のフラット側はまっすぐ切れる。薄刃ニッパー 刃型と切断面形状の比較 ニッパーの選び方

 

片刃

ホビー用・模型用・プラスチック用にしか使わないので、↑の薄刃よりも更に刃が薄くするどく切れ味がいい刃を使っています。

美しい切断面を得るために採用されます。

刃が薄いのでとても弱く、使う場面は限られます。

切断感は、[すぅ‥]です。

ゴッドハンドというメーカーのアルティメットニッパー(↓の画像のもの)が有名です。

↓の画像は商品紹介のページに飛びます、そこに普通のニッパーとの切り口比較画像があります。興味のある方は覗いてみてくださいm(_ _)m

片刃ニッパー 刃型と切断面形状の比較 ニッパーの選び方

おわり。

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