仕事について
会社で働くことだけが「仕事」ではありません。
あるモノを違うモノへ変化させることを仕事といいます。
いろんな仕事
仕事には色んな種類があります。下に身近な「 仕事 」の例をあげています。
ミニ四駆の場合は、電池の力を進む力に変換しています。
- 自転車:人力→進む力
- 車 バイク:ガソリン→進む力
- テレビ:電気→映像や音
- エアコン:電気→温度(熱)
- 会社:働いた時間→給料
仕事の単位
仕事の種類によって使う単位が違います。
電気系では「 W (わっと)」が使われることが多いです。
車やバイクのエンジンは「 馬力(ばりき)」
ガスやエアコンなどの熱系では「 kcal(きろかろりー)」
人間の仕事は「 人力(にんにち)」が使われます。
電動機(でんどうき)
上の《 いろんな仕事 》で紹介したように、仕事をするためには「 変化 」が必要です。
ミニ四駆は[ 電池 → モーター → 進む力 ]というように、モーターが変換器となって電気を進む力に変化させています。
この時のモーターを電動機といいます。「 電気を動きに変換する機械 」で電動機です。
電動機の仲間
電動機以外にも、いろんな機械が電気を仕事に変換しています。
電気を熱に変換する機械は「 電熱器(でんねつき)」と呼ばれ、電気ヒーターや電気湯沸かし器、電気炊飯器などに使われています。
電気を光に変換するモノは「 光電素子(こうでんそし)」です、これは照明やテレビ、センサーなどに使われます。
電気を音に変換するものは「 スピーカー 」です、ラジオや電話、音楽プレイヤーなどに使われます。
電気を風に変換するものは「 扇風機 」です。
その他の変換器
電気以外のエネルギーを変化させるものもあります。
- 会社は労働力を給料に変換しています。
- 車・バイクはガソリンを進む力に
- 自転車は人の力を進む力に
- ストーブは灯油を熱に変換しています。
電力(でんりょく)
電気が仕事をする力を「 電力 」といい、「 W(わっと)」という単位で表します。
電力は、電圧と電流をかけた値です。
100ボルトの電源から、10アンペアの電流が流れている場合、電力は1000ワットです。
式にすると「 100V ×10A =1000W 」で表すことが出来ます。
「電圧について」 「電流について」
下の画像の電気ストーブは、電圧が100Vで、消費電力は800W、なので電流は8A流れます。
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おわり。
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