ボールベアリング[ならし]の仕組み

ボールベアリングの慣らしに使うコンパウンドは研磨剤です、鉄より硬い粒々の粉です。

この研磨剤で内部の凸凹を均し、サビを落としまいます。

ベアリング内部を図にして拡大したものです。青い部分はコンパウンドが付着している部分を示しています。

ボールベアリングの内部 コンパウンドで研磨する 凸凹を取り除く ならす

 

もっと拡大すると下の図のようになります。

コンパウンドの粉は鉄よりも固いので、圧力をかけると鉄にめり込みます。

ボールベアリングの内部 コンパウンドで研磨する 凸凹を取り除く ならす

そして、ボールベアリングを回転させると粒が動いて押し付けられて、傷をつけて表面をえぐり削り取ります。

このとき、凸ってる箇所から先に削れていきます。

これは、凸っているところが他の部品と接触しやすく、高い圧力・摩擦力が得られるためです。

そしてボールベアリングの回転を妨げているのが、この「凸っているところ」です。

凸っているので、他の部品とぶつかり引っかかって高い圧力・摩擦力が発生して回転の邪魔をしています。

コンパウンドの粒は目に見えないくらい小さいものです、それによって削られた傷跡も小さいので目に見えません。

でも、とても小さい世界では下の図のようなことが起こっています。

こうして、少しずつ凸っているところを削りとります。

ボールベアリングの内部の状態 コンパウンドで研磨する 凸凹を取り除く ならす

 

ならし過ぎると‥

こうなります。均し・研磨といってもその正体は表面を削り取ってるだけなので、内輪と玉はどんどん小さくなるし、外輪が大きくなる。

ガバガバのガタガタでグラグラになる、精度なんて無くなる。

なので、ならしは最低限にしておきましょう\(^o^)/

ボールベアリングの内部 コンパウンドで研磨する 凸凹を取り除く ならし過ぎた

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おわり。


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