モーターの構造
このページでは、モーター慣らしのために知っておきたいモーターの構造を紹介しています。主に電気的な構造の紹介です。
モーター分解
ノーマルモーターを分解しました。
左側の白いプラスチックは「エンドベル」。
右の金属の部品は「モーター缶」といいます。
分解する方法
エンドベルの凹みにかかっている、モーター缶の爪を二個所はずすと分解できます。
画像ではニッパーを使って爪をはずしてるけど、刃が傷むのでおススメしません(;’A`)これは安物のもう使わないニッパーを使っています。
小さいマイナスドライバーがあると分解しやすいですよ(*’▽’)
でも、爪はけっこう硬いので、安物だとドライバーのほうが負けます。
精密ドライバー6本セット100円では分解できませんでしたm(__)m
エンドベル
白い樹脂と、茶色の金属で構成されています。
樹脂はABSかな?金属は銅です、ここを電気が通ります。
黄色いのは半固体潤滑剤(グリス)です。
モーター缶
いろいろ詰まってます。ここでは簡単な紹介だけ。
全部説明してると長く難しくなるので、そのうち別ページを作ってソッチで紹介しようと思っています。
-
- 突き出ている銀色の棒はモーターピン
- モーターピンの根元の黄色いドロドロはグリス
- グリスで覆われている茶色の部分は整流子(せいりゅうし)
- 赤い線はコイル
- 缶の両側の黒いコレ→( )は磁石
各部の名称
慣らしのために覚えておきたい部品の名前です。主に電気の通り道になる部品です。
ターミナルとブラシは名前は違うけど一体型です、一枚の銅板で作られていてプラスチックの中でつながっています。
整流子も銅で作られていて、電気が流れます。
電気の通り道を図にしました。
電気の流れ
モーターは電気で回転するので、電気を流す必要があります。
モーターへの電気の流れは、電池の+極につながっているターミナルから入ってきて、モーターを通って、電池-極に戻ります。
モーター内の電気の流れ
+ターミナル→整流子→-ターミナル
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おわり。
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