ノギス測定の精度を高めるために

0set 0点設定 基準を確認する 本尺の0とスライダーの0を合わせる

このサイトを見てくれているミニ四駆初心者のみなさんは、

精度が高い 有名メーカーの高級ノギスを買うことに対しては、

とても大きな抵抗があるんじゃないでしょうか?

ここでは、手に入りやすい安価なノギスで、

精度の高い測定をするために必要な知識を紹介していますm(_ _)m

以下では、M型ノギスでの外側を例にしています。

[外側]は 「がいそく」と読み、対象物を外部からはさみこんで測定します。

 

0点確認

測定前の準備です。

完全にジョウを閉じていて、0.00を測定している状態を作ります。

0set 0点設定 基準を確認する 本尺の0とスライダーの0を合わせる

本尺の[ 0 ] と 副尺の[ 0 ]目盛りが同じ位置にあります。

それと同時に、本尺の[ 39 ] と 副尺の[ 10 ]が同じ位置にあります。

これで[ 0点確認 ]とします。

ジョウを閉じているのに、本尺0と 副尺0がズレていたら

[ 0点確認 ]が出来ていません。

そんな状態では まともに測定できないので 0点を補正する必要があります。

 

補正の前に‥

ジョウを閉じて、光にかざしてみましょう。

完全に閉じたと思っていても、小さなゴミをかんでいて閉じていないかも知れません。

0点の補正をする前に、ジョウの測定面のゴミを取りのぞいておきましょう。

0set 0点設定 基準を確認する 本尺の0とスライダーの0を合わせる

コレで、0点が確認できたら、補正の必要はありません。

 

0点補正

スライダーの背の両端には調整ねじがあります。

調整ネジ 0点補正 基準を確認する 本尺の0とスライダーの0を合わせる

左側の調整ネジを締めこむと、スライダー左側が本尺に近づいて

スライダー右側が本尺からはなれて、右上がりにかたむきます。

スライダーが右上がりになると、外側ジョウの先端が開きます。

右の調整ネジを締めこむと、外側ジョウの先端が閉じて、根元が開きます。

両方のネジのを調整して、ジョウが完全に閉じたときに、

副尺0目盛りと 本尺0目盛りが一致させます。

 

はさむ場所の確認

測定前に確認しておきます。

ジョウを閉じて、0点が一致している状態にして ノギスを光にかざします。

こうなっていまっせんか?閉じている箇所と、開いている箇所がある状態。

ノギスのゆがみ ジョウの変形 測定誤差の原因 注意する

ジョウの水平が出ていない状態です。

これは、プラスチック製のジョウで、硬いものを測定して凹んだ。

とか、金属製のジョウで、硬いものを激しく測定した。

などが繰り返されたことが原因で、ジョウが変形した結果です。

このときは、閉じている箇所ではさんでください。

開いている箇所ではさむと、実際よりも小さな測定値になってしまいます( ´Α`)

これで、測定前の準備が終わりました。以下では測定方法を紹介しています。

 

水平・垂直で測定する

0点確認が終わったら、測定します。

測定したいものを、ジョウに対して水平・垂直にはさみます。

水平・垂直に測定すると、単三アルカリ乾電池の直径は13.9ミリ。

正しい測定方法 単三乾電池の直径を測定する 外測 パワーチャンプ

 

水平・垂直ではない状態。かたむいたまま測定したら15.6ミリになってしまいました( ;´д`)

外側では、かたむたまま測定すると、測定値が実際の長さよりも大きい値になります。

誤った測定方法 単三乾電池の直径を測定する 外測 パワーチャンプ

 

1番小さい値を読む

[かたむいていると大きい値になる]という事は、

測定値が大きいときは、かたむいたまま測定しているという事になります。

一発目から[水平・垂直にはさんだ!]と思い込まないようにしましょう。

少しかたむいてるかな?と、うたがって 対象物やノギスの角度を少しづつ変えてみてください、

そうして、1番小さい値をみつけて、それを測定値として採用します。

根元ではさむ

スライダーの水平・垂直

ジョウ先端で測定すると、スライダーの傾きが大きくなって誤差が発生しやすくなります。

コレは[ ノギスでは精度が高い測定ができない理由 ]で紹介した「アッベの原理」から大きく外れるからです。

なので、できるだけジョウの根元で測定して、

「測定対象と測定機器の目盛を測定方向の同一軸上に配置」している状態に近づけて、

スライダーの傾きが小さい状態で測定します。

誤差の拡大

外側ジョウは、根元は分厚く、先端は薄く作られています。

この厚みが、誤差を拡大するので、測定ミスを発見しやすくなります。

 

目盛りの確認

副尺目盛り0の確認

副尺目盛りの[ 0 ]を読むときには、

その確認として副尺目盛りの[ 10 ]の位置も確認します。

[0点確認]の要領と同じです。

 

副尺目盛り0以外の確認

例として副尺目盛り[ 3 ]が、本尺目盛りと一致しているか確認する場合。

目盛りの読み方 本尺目盛と副尺目盛で補正する 寸法を読み取る 正確な測定値を求める

副尺目盛り3は、本尺目盛りと一致している。ように見えます。

副尺2.5と 副尺3.5の目盛りが、それぞれ本尺目盛りから同じ量だけ離れているか?

更に詳しくみると、副尺2と 副尺4の目盛りが、それぞれ本尺目盛りから同じ量だけ離れているか?

もし、同じ量だけはなれていたなら

副尺目盛り3は、副尺2と 副尺4のちょうど真ん中にあり、

本尺目盛りと一致していると判断できます。

おわり。

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