潤滑剤(じゅんかつざい)について
複数の物体が「滑り」のような相対運動を行う場合の相互作用を及ぼしあう接触面に使われます。
と、難しく書いてますけど、簡単に言うと[こすれる所]に使われます。
潤滑剤の必要性
古来より人間は摩擦や摩耗を利用していました。
火をおこしたり、槍の先をとがらせたり「蓄音機」「石臼」など。
でも現代ではそれらの仕事は機械がやるようになりました。
機械にとって摩擦・摩耗は敵です、故障の原因なんです。
なので、摩擦・摩耗を防ぐために潤滑剤が必要とされるようになりました。
潤滑剤の役割
潤滑剤の効果には以下のようなものがあります。
減摩作用:摩擦を減らし、摩耗・損傷を軽減する。
冷却作用:摩擦熱による温度上昇を防ぐ。
応力分散作用:油膜がクッションとなり、応力集中を防ぐ。
密封作用:わずかな隙間を塞ぐ。
防錆作用:錆の発生を防ぐ。
潤滑剤の分類
上記のような役割を果たすために、いろんな種類の潤滑剤があって、下のように分類されます。
液体潤滑剤:オイル・潤滑油のこと。[さらさら][とろとろ]の流れる液体。
半固体潤滑剤:グリスのこと。[どろどろ]で塗ったところにくっ付く。
固体潤滑剤:自己潤滑性を持つ物質。[粉]の状態で使用する。
下に関連記事として、この三種類の潤滑剤についての記事へのリンクを貼っています、興味がある方はのぞいてみてくださいね٩(ˊᗜˋ*)و
潤滑剤には色んな種類があります、運転状況や保守点検、コストなどの条件に合ったものを選びましょう。
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おわり。
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