転がり軸受け(ボールベアリング)について

ローリングベアリングのこと。

滑り軸受に比べて静摩擦が小さく、潤滑・保守・交換が容易で、大量生産できて安価で経済的な軸受。

 

構造

内輪と外輪の間に複数の転動体を置いて、転動体同士が接触しないように保持器で間隔を保つ構造です。

内輪は軸に固定して、外輪は軸受内に固定して使います。

 

種類

転動体によって区別すると「玉軸受」と「ころ軸受」に分けられます。

 

玉軸受

転動体に「玉」を使ったもの。ボールベアリングと呼ばれます。

ミニ四駆のボールベアリングとは外観が少しちがうけど、下の画像もボールベアリングです。

 

内部の構造は下の図のようになっていて、玉と内輪・玉と外輪とは点接触であるため転がり抵抗が小さく高速使用に適しています。

 

ころ軸受

転動体に「ころ」をつかったもの。

「ころ」は円筒形のものを指します。

内外輪とは線接触であるためトルクが強く負荷能力が大きいです。

ころを細くすることで外径を小さくすることができます。

下の図はころ軸受の構造です。

規格

下の呼び番号の例は、ほんの一部です。

転がり軸受の規格は非常に超ややこしく難解で、初心者殺しです。

ミニ四駆始めたての頃は、小さなボールベアリングを指して「620」と言っている人を見かけるたびに、「620なんていう規格ねーよ、これだから素人は‥」と心の中でバカにしていました。

しかし、その後 商品名が「620」だと知りました、とても恥ずかしかったです(^_^;)

軸受け形状 直径系列 内径番号 シールド記号 すき間記号

上のように表記されているものは、「単列深溝玉軸受け」で「外径52㎜」で「内径25㎜」で「両側シールド付き」で「グリスはアルバニアS2」の転がり軸受です。

 

軸受形状

1:自動調心玉軸受け

2:自動調心ころ軸受け

3:円錐ころ軸受け

5:単列スラスト玉軸受け

6:単列深溝玉軸受け

7:アンギュラ玉軸受け

8:スラスト円筒ころ軸受け

NU:円筒ころ軸受け

 

内径番号

内径10㎜未満のものは「ミニチュアベアリング」として別の規格があります。

だいたい番号を5倍すると内径寸法です。

ほかに頭に「/」←スラッシュがついている番号はそのまま内径寸法です。

  • 00:10㎜
  • 01:12㎜
  • 02:15㎜
  • 03:17㎜
  • 04:20㎜
  • /22:22㎜
  • 05:25㎜
  • /28:28㎜
  • 06:30㎜
  • /32:32㎜

 

シールド記号
  • LL:両側ゴムシール
  • L :片側ゴムシール
  • ZZ:両側メタルシールド
  • Z :片側メタルシールド

 

すき間記号
  • C2:普通すき間より小さい
  • CN:普通すき間
  • C3:普通すき間より大きい
  • C4:C3すき間より大きい

 

その他

上記のほかにも「保持器記号」「組み合わせ記号」「等級記号」「接触角」など いろんな記号・番号を使って転がり軸受を規格しています。

そのどれもが、直感的にわからない表し方をしていて「全然規格できてねーじゃねーか!」って言いたくなります(-_-;)

 

ミニ四駆では

六角穴や丸穴ボールベアリング4個セット、620ボールベアリング2個セットなどが使われています。

正しく使えば滑り軸受よりも有利になります。

転がり軸受をしっかり理解して適切に利用しましょう\(^o^)/

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おわり。

7件のコメント

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