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ノギスで段差を測定する方法

ここでは、ノギスで段差を測定するときの作法を紹介しています。

 

ミニ四駆では、段差を測定するのは‥

 

コースの壁の高さを測定するときくらいでしょうか?

 

それ以外に段差を測定する場面はほとんどありません(;´∀`)

 

ノギスの各部の名称や役割はコチラ⇒[ノギスとは]

 

測定順序

  1. 0点確認
  2.  

  3. 測定
  4.  

  5. 目盛りを読む。

 

0点確認

ジョウを完全に閉じたときに、副尺目盛りの[0] と 本尺目盛りの[0]が一致していることと、

 

本尺の先端面 と 副尺の先端面が同じ向き・同じ高さにあることを確認します。
ミツトヨ 測定器具 ノギス 段差測定 0点確認 

 

 

先端の高さ確認には 光 を使います。

 

先端に光をあてて、本尺面と副尺面が同時に 同じように光を反射したら[同じ向き]です。

 

本尺面と副尺面の間に影ができていなければ、段差が無い状態[同じ高さ]と判断します。
測定器具 ノギス 段差測定 ゼロセット ステンレス

 

 

測定

副尺先端を上段に、本尺先端を下段に当てます。

 

このとき、ノギスは段差に対して垂直に当てます。
測定具 ノギス 段差測定 高さ測定 測定方法

 

 

裏側はこうなっています。

 

本尺先端面と副尺先端面、それと段差面は平行になるようにノギスを当てます。
ミツトヨ 測定機器 ノギス 段差測定 測り方

 

 

[上段から下段までの距離] と [本尺先端から副尺先端までの距離]が同じであることが分かります。
ミツトヨ 測定器具 ノギス 段差の測り方 高さ測定
画像クリックで拡大できます。

 

目盛りを読む

[本尺先端から副尺先端までの距離] とジョウの開き量は同じなので、

 

外測と同じように、目盛りを読みます。

 

外測を例にした目盛りの読み方は[ノギスの目盛りの読み方(外形寸法を測定する)]で紹介しています。
ミツトヨ 測定器具 ノギスの構造 段差測定 外測用ジョウ

 

 

段差測定の条件

垂直・水平

コレまでに紹介した方法で測定するので、

 

段差は[垂直] [水平]で構成されていなければなりません。

 

下の図中で、正しく測定できるのは 左の[垂直]がでているものだけです。

 

真ん中と右の例は[垂直]がでていなくて、上面と下面の[水平]もでていません。
測定機器 ノギス 段差測定条件 測定方法 垂直 水平

 

直角

正しく測定するためには[垂直] [水平]と、さらに[直角]が必要です。

 

下の図中で、正しく測定できるのは 左の[直角]がでているものだけです。

 

強度や製作上の都合で、角に丸みや角度をつけているものがあります。

 

そういうものは上手く測定できません。
測定器具 ノギス 段差測定ができる条件 直角 測定方法

 

段差測定条件まとめ
  • 上面と壁面が垂直である。
  •  

  • 上面と下面が水平である。
  •  

  • 上面に、副尺先端面がかかる平面がある。
  •  

  • 壁面と下面がなす角が直角である。
  •  

  • 壁面と下面が垂直である。
  •  

  • 下面に、ジョウを含む本尺先端が収まること。

測定器具 ノギス 測定できる段差の条件 測定方法 図解

 

と、使用条件がキビシイいです。

 

 

元家具屋で現機械屋の僕のイメージでは‥

 

頻繁に人が触れる道具は、安全性やデザインのために角が丸く

 

機械は強度確保や製造工程の都合で角が丸くなっていることが多いので

 

なかなか使える機会がありません(;´∀`)

 

 

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