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ミニ四駆初心者脱出計画

もっとはめあい調整について

はめあい調整は、ボールベアリングの中身の話になるので、中身がどうなってるのか知らない人は先にココ→「転がり軸受」を読んでくれると、このページの内容が理解できると思います。

 

 

例として、軸受外径5.05o(円周15.8650o)、ローラー内径5.00o(円周15.7079o)のはめあいの場合。

 

素人は「たった0.05o」と思うでしょうけど、業界の人間からみると5.00oに対して0.05oの誤差はとんでもない数字です。

 

誤差というより不良品です。
ミニ四駆 オールアルミベアリングローラー 520ボールベアリング はめあい調整図1

 

 

 

下は直径5.00と5.05の比較図。0.05o差の同心円。
直径の比較 オールアルミベアリングローラー 520ボールベアリング はめあい調整図2

 

 

 

円周の長さを比較すると、0.1571oの差があります。
円周長の比較 オールアルミベアリングローラー 520ボールベアリング はめあい調整図

 

直径5.00oの穴に直径5.05oの軸受を入れるということは、

 

穴が直径0.05o大きくなるか軸受が直径0.05o小さくなるということ。

 

ミニ四駆のオールアルミベアリングローラーの場合は、

 

穴よりも軸受の外輪が弱いため軸受の方が小さくなっています。

 

この小さくなるとは、軸受中心から外径までの平均距離が小さくなっただけで、円周が短くなったわけではありません。

 

なので、円周の差0.1571o分どこかにシワ寄せが発生しています。

シワはベアリングの内向きに発生します、周りはローラーのアルミが存在しているのでシワが外側に発生することはありません。

 

シワが寄った箇所は狭くなるので玉が引っ掛かって回転を妨げます。

 

もし、シワ寄せが一カ所に集中した場合は下の図のようになります。0.078は円周長差0.1571の半分です。
ミニ四駆 オールアルミベアリングローラー 520ボールベアリング はめあい調整図2

 

このシワ寄せが発生しないように、はめあいを調整します。

 

調整はベアリング外径を削っても良いし、ローラー内径を削っても良い。

 

ベアリングは鋼製、ローラーはアルミニウム製。

 

鋼よりアルミの方が柔らかくて削れやすいし、内径を加工する方が簡単。

 

だから「はめあい調整」では内径加工を紹介しています。

 

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