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ミニ四駆初心者脱出計画

はめあい調整

これはオススメしません(^-^;

ボールベアリングを脱脂しても、慣らしても、交換しても回らない。そういうときの最終手段ですm(_ _)m

やるならローラーをダメにする覚悟でやってください。

非常に微妙絶妙デリケートな加工です。でも、効果は抜群です!

このページを読み進める前に、ぜひコノ記事も読んで下さい→「寸法精度」この知識があるという前提で記事を書いています。


はめあい調整とは

締まりばめの状態を中間ばめにする作業です。

軸受外径を小さくするか、ローラー内径を大きくします。

ココではローラー内径を大きくする方法を紹介しています。


用意するもの

ベアリングを取り外したローラーと、目が細かい紙ヤスリだけです。
紙やすり 13ミリオールアルミベアリングローラー 520ボールベアリング はめあい調整
紙ヤスリってなに?
表面に砥石をくっ付けた紙です。

表面はザラザラしていて、ザラザラ面でゴシゴシすると削れます。

サンドペーパーやサンダーとも呼ばれます。紙ヤスリはホームセンターに売っています。

#600以上のものを使ってください、数字が小さいほど目が粗くギザギザのザラザラで削れやすいものです、はめあい調整に使うには削れ過ぎます。

下の画像は粗さの目安です。

右の#1200は目が細かく表面が滑らかなのでツヤがあります。
ボールベアリング 紙ヤスリの比較 はめあい調整1

左(#180)と真ん中(#320)のような番号が近いものは、表面の見た目だけでは区別がつきにくいので裏返します。

下の画像は紙ヤスリの裏側です。裏には紙ヤスリの番号があります。右上に見える「200」は#1200です。
ボールベアリング 紙ヤスリの比較 はめあい調整2

ベアリングの取り外し方が分からない人はココを読んでみてください→「「ガッ!」っとやるベアリング交換」 「ジワジワやるベアリング交換

調整の準備

僕は#1200の紙ヤスリを、これくらいの大きさにちぎって使っています。
520ボールベアリング 紙やすり 1200番 はめあい調整1


コレを、くるくる丸めます。このときローラー穴より少し大きいくらいにクルクルしておきます。
520ボールベアリング 紙やすり 1200番 はめあい調整2


内径削り

クルクルヤスリの先っぽだけを少し細くしてローラー穴に入れます。

先っぽ(頭)が細くなると反対側(ケツ)が少し太くなるけど、それでO.K.です。
ミニ四駆 520ボールベアリング 13oオールアルミベアリングローラー はめあい調整1

頭が穴に入ったら、そのまま奥まで入れます。ヤスリはケツの方が太くなっているので、奥まで入れるほどキツく締まります。

キツくなり過ぎて入らなくなったら、ヤスリを ヤスリのクルクルが緩む方向にユックリ回転させながら、穴を抜けるまで通してしまいます。
ミニ四駆 520ボールベアリング 13mmオールアルミベアリングローラー はめあい調整2

内径を削ろうとゴシゴシしちゃダメですよ!削るのはたったの0.01oくらいだということを意識しておいてください。

0.01oというと、髪の毛の太さの半分の半分以下です。

削ったら

ヤスリを通し終わったらベアリングをはめ込んでみましょう。

これでも回りが悪ければ、またベアリングを外してヤスリを通しての繰り返しです。

削りすぎてローラー穴が大きくなりすぎると、すきまばめになりベアリングがスカスカになります。

中間ばめでも、ゆるければフロントローラーには使えません。

スラスト角のせいでローラーがズリ下がります(~_~;)


#1200ヤスリ以外は?

#600や#1000を使うなら もっと手加減して、クルクルヤスリをキツくなるまで通したら戻す。

#2000や#3000なら、何度も抜き差しする。とか、いろいろ試してみて「感」を掴んでくださいm(_ _)m


「感」を磨く

こういう調整・加工は、その辺の数千万円程度の工作機械では無理です。

こういう目に見えない世界の作業は、自分の経験や感覚に頼るほかには方法がありません。

感を極めし者は職人と呼ばれます。職人は、一般的に考えると無理な事でも実現させてしまう超能力者です。

人間の可能性ってマジでハンパないっすよね\(^o^)/

学生や事務方の人にとって「職人」は馴染みがないでしょうけど、製造の現場や競技の最前線には実在します。

しっかり鍛錬して一流のミニ四駆職人になりましょう!

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